ARF標準タイプシリーズでは加熱長が足りなかったり負荷がかかる実験をするためによりパワーがほしい等多数のご要望から生まれたラインアップです。
従来受注生産のためかかっていた期間を部品の共有化などにより納期短縮することが可能になりました。
【用途】
長くて細い試料の加熱・標準タイプよりも長く均熱長をとりたい・熱処理時間の短縮をしたい・デバイス組込用ヒーター等
※ARF標準タイプと比較した場合の利点です。
◆ヒーター:カンタル線
◆炉体:セラミック成形品
◆最高限界温度:1,200℃(注1)
◆常用限界温度:1,100℃(注1)(注2)
◆使用温度範囲:常温+50℃から1050℃(注1)(注2)
◆ヒーター線接続部:4mmナット止め
◆昇温時間:常温から1,000℃迄約25分(注1)
◆センサー挿入口:φ4(φ3.2シース迄)
◆電源:AC100V
(単相AC200V仕様は別途お問合せ下さい)
(注1)当社無負荷時の測定データで保証値ではありません。
(注2)1,000℃以上でご使用される場合はR熱電対での制御を推奨いたします。
別売の温度コントローラー【AGCシリーズ】をご利用ください。
当社の管状炉は加熱した空気の層で対象物を加熱していく加熱炉です。
炉心管とヒーターの距離をとり加熱した空気の層が多いほど温度が安定します。
炉口とヒーター内径の差が大きいほど外部への放熱を抑え温度が安定します。
1,000℃を超える実験や負荷がかかる実験をご検討している方は炉口とヒーター内径の差が大きい炉を選定してください。
※ARF1110-500-*KCのみ単相AC200V専用です。
型式 | 電気容量W | 炉内寸法(mm) | 炉口径(mm) | 外形寸法(mm) | 重量(kg) | 価格 | 図面 |
ARF1-200-**KC | 800 | φ80×150 | φ61迄 | φ260×200 | 3.5 | 306,000 | |
ARF1-300-**KC | 1,000 | φ80×250 | φ61迄 | φ260×300 | 6.0 | 402,000 | |
ARF1-400-**KC | 1,400 | φ80×350 | φ61迄 | φ260×400 | 7.0 | 496,000 |
各数字は使用炉心管外径を意味しております。
型式 | 電気容量W | 炉内寸法(mm) | 炉口径(mm) | 外形寸法(mm) | 重量(kg) | 価格 | 図面 |
ARF1060-500-**KC | 1,450 | φ60×450 | φ51迄 | φ210×500 | 6.0 | 575,000 | |
ARF1080-500-**KC | 2,200 | φ80×450 | φ61迄 | φ260×500 | 10.0 | 790,000 | |
ARF1110-500-**KC | 3,000 | φ110×450 | φ101迄 | φ290×500 | 11.0 | 835,000 |
各数字は使用炉心管外径を意味しております。
※ 製品の価格には、消費税・配送料・設置料・関連工事費などは、含まれておりません。
※注意事項はこちらをご覧下さい。